Cinema Travel

素敵な映画とその舞台を紹介するブログです。

オードリー・ヘップバーンが最高にかわいい映画『おしゃれ泥棒』 (1966年・アメリカ)

「美に磨きをかける金曜日」#美金に、肌やつめのお手入れをしながら見るのに最適な、美しい映画をご紹介します♪

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今週の名画は『おしゃれ泥棒』1966年にアメリカで製作されたこの映画の舞台はパリ。主演は永遠の美女・オードリーヘップバーン!パリの名士のおしゃれな令嬢・ニコルに扮したオードリーヘップバーンが、泥棒なのになぜか知的でハンサムなリッチガイ・シモンと、美術館からある像を盗み出すために奮闘します。気楽に楽しめて映像が美しい映画を観たい方におすすめです。

オススメ項目

美男度★★★★★

美女度★★★★★

ロマンチック度★★★★★

ハッピーエン度★★★★★

お気軽度★★★★★

あらすじ

美術品収集家として知られるボネは実は一流の贋作作家。チェリーニの彫刻ヴィーナスを美術館に貸し出しますが、実はこれも先代が作った贋作です。ところが、ヴィーナスが美術館で精密鑑定にかけられることになり、絶体絶命の状況に。父のピンチを救うため、娘のニコルは、以前自宅に泥棒に入ったシモンに、美術館からヴィーナスを盗み出すことを依頼します…。 

見どころ

この映画の見どころはなんといっても、おしゃれなニコルの抜群にセンスのいいファッションと、チャーミングなシモンとニコルの駆け引き。泥棒の作戦会議の合間をぬってはニコルをデートに誘いだそうとするシモン。つれなく接するニコルですが、美術館に忍び込む後半ではみごと形勢逆転、ニコルとシモンは相思相愛になります。基本的に紳士なシモンですが、時々のぞかせる強引さや秘密の告白を迫るときのSっ気が極上です。

 お仕事・ドライブ・寝室・密談などTPOにあわせたニコルのファッションはジバンシイの監修。上品で可愛い洋服におちゃめなサングラスをつけて、クラシックカーを走らせるニコルは必見です。

舞台はパリ。こじんまりした素敵な美術館がいっぱい!

物語の背景は美しいパリの街並みや美術館。最初にクラシックカーに乗ったニコルが登場するシーンに写っているのはノートルダム寺院、シモンが滞在しているのはヴァンドーム広場にあるホテル・リッツです。

メインの舞台になった美術館のモデルは、外観がカルナヴァレ美術館、内部はジャックマール・アンドレ美術館だそうですが、どちらもパリにあるとても感じのいい美術館です。パリの美術館といえばルーブルやオルセーを思い浮かべる方も多いと思いますが、ジャックマール・アンドレ美術館のような、貴族の館をコレクションごと公開しているこじんまりした美術館もとっても素敵なので、パリ旅行を計画される際はぜひご覧になってみてください!

www.musee-jacquemart-andre.com